なぜか知ってますか?
大事な子供の睡眠について語ってみましょう。
子どもの睡眠時間が短くなっている
ある機関が、
”夜10時を過ぎても起きている3歳児”の割合を調査しました。
- 1980年・・・22%
- 1990年・・・36%
- 2000年・・・52%
年々増加していますね。
たかが夜更かしじゃん、というアナタ。
睡眠時間が短い子供の中には
5歳になっても三角形が書けない、という子がかなりの確率で存在していて、
保育の場で問題視されているそうです。
これらの子供は、睡眠時間が足りないせいで
脳の成長に問題が出ている、とみられています。
なんで成長に問題が出てくるの?
成長ホルモン(ウィキペディアへ)の分泌が悪くなるからです。
成長ホルモンは、就寝後1~2時間頃もっとも活発に分泌されると言われていて(午前1時頃にもピークがある)
この時間帯に良質な眠りを取っていると、成長ホルモンがしっかり分泌されます。
成長ホルモンは、
骨と筋肉の成長や代謝を司る物質です。
筋肉の成長とは、タンパク質の合成です。
実は、脳の組成は脂質が約60%、タンパク質が約40%ですから…
タンパク質の合成に問題が出る「睡眠不足」は
脳の成長にとっては大問題です。
- 睡眠不足
- 成長ホルモンの分泌障害
- タンパク質の合成が悪くなる
- 脳の成長に問題が出る
- 知力・体力的な成長に問題が…
1~5への悪い流れになりやすいです。
また、成長ホルモンは体のダメージ(傷とか・皮膚とか)の修復
にも影響があります。
しっかり眠ると肌の調子がいい、
というのは成長ホルモンのおかげなんです。
しっかり寝ましょうね
お子さんの成長のために、しっかり眠りましょう。
あとお母さんのお肌のためにも!!
寝入りばなの1~2時間の眠りを深いものにして、
成長ホルモンをドバドバ出しましょう(笑)
そのためには、早く床に就く、のはもちろんのこと
良質な寝環境を整えてあげて下さい。
ムレや寒さを覚える寝具ではしっかり眠れません。
お子さんにとっては、特にムレ感の処理が大事。
乳幼児の体重に対する水分量は65~75%
汗せん(汗が出る穴)の数は大人と同じなんです。
子どもさんのほうが体温も高く、汗をかきやすいため、
敷き寝具は吸湿性の高いもの(パットなどで吸湿してもいいでしょうね)がおススメ。
睡眠障害の元凶は…
睡眠障害・睡眠不足のの元凶は…
エジソンさん、という人もいます。
なんででしょう?
それは、
電灯を発明したおかげで、手軽に夜が明るくなっちゃったから(笑)
まあ、それ以上に便利になりましたし…
人間の活動時間が飛躍的に伸びたおかげで
文明・経済いろんなことの成長スピードは上がったんじゃないかな、と思います。
でも、子どもの成長は犠牲にしてはいけませんね~。