「優勝セール」終わりました。ご来店された皆さま、ありがとうございます。
台風16号の被害は…広島市内は大丈夫そうです。
突然ですが問題です。上の画像の中に、ナニが隠れているでしょうか?
↑↑ナニこっち見とんじゃワレ、といっているカマキリ氏でした(笑)↑↑
大雨の後から、彼の姿が見えません。心配です。
さて、18日の日曜日はバタバタと…優勝セール最終日でしたので。
わたしの接客時間が長い、と言う事が問題なんですが…
お待ちいただいたお客様、すみません。
でも、お客様にはゆっくり決めて頂きたいし…。
悩ましいところです。
あ、早くして欲しい場合は言ってください。サササッと作ります。
このページの目次
南区からオーダーメイド枕を作りに来店されました。
南区からまくらを作りに来ていただいたTさま・Yさま。
ありがとうございます。
お取り寄せの商品は、明日入荷予定ですが
台風の影響があるかもしれません。
入荷次第お送りいたしますので、よろしくお願いいたします。
追伸。
パンには…お気を付け下さいね(笑)
羽毛掛けふとんのニオイが気になる…
優勝セール中に、掛けふとんを買いに来られたお客様がおられました。
お客様「掛けふとんの選択肢って”羽毛”がほとんどですよね」
お客様「他の素材って”ポリエステル”とか以外に何があるんですか?」
まくら職人「軽くて暖かい素材だと”羽毛”が現状最強です」
まくら「なんで、羽毛はダメなんですか?」
お客様「昔使った羽毛掛けふとんが臭くって…あれ以来ダメなんです」
で、結局ウチにある羽毛掛け布団の”ニオイ”をそれぞれ嗅いでもらって…買われました。
まくら「グースは臭いにくいんですよ。これとか」
お客さま「ホントだ。これは大丈夫だわ~」
まくら「今日とか、雨が降ってるでしょ。」
まくら「湿度が高い日はニオイやすいので、今日大丈夫だったらOKですよ」
羽毛掛けふとんが臭う理由
羽毛掛けふとんがにおう理由は、
羽毛にくっついている”タンパク質”が原因と言われています。
羽毛を採取し、羽毛掛けふとんの原料にするまでに
必ず”洗浄”をします。
この洗浄工程で”ニオイの原因”となる”タンパク質”や”汚れ”を落とすんですね。
寝具業界で言われているのが
- ダックはグースに比べて羽毛に含まれるタンパク質が多いからニオイやすい
- 安い羽毛は洗浄の回数が少ない(手抜き?)からニオイやすい
という説です。
ダックとグースのお肉の成分は…
ダックもグースも飼育目的は食肉用らしいので、食肉としての成分を調べてみました。
アヒル(ダック)肉・100g中
- タンパク質・・・16.0g
- 脂質・・・28.5g
ガチョウ(グース)肉・100g中
- タンパク質・・・16.2g
- 脂質・・・32.5g
アレ?(笑)グースの方が多い…
「肉に含まれる成分」と「羽毛に含まれる成分」は違うのカモ(”鴨”なんちゃってw)
羽毛のニオイ。原料の処理が問題なのでは…
そういえば、
グースは水鳥だから羽根の内部が空洞で、
ダックは羽根の内部にタンパク質が詰まっている。
って言う説もありましたが…
それって、羽毛(ダウン)じゃなくて羽根(フェザー)なんじゃないかな~?
ダウンは小さくて繊維も細いのでタンパク質を詰める空洞なんてなさそうです。
↑ダウンですー。↑
いまどきのマトモな”羽毛掛けふとん”って
フェザーの混率は多くても20%。
その20%もファイバー(ダウンボールから抜けたダウンのカス)含めてです。
触ればわかりますが、
ちゃんとした羽毛掛けふとんに”フェザー”はほとんど入っていません。
と、なると2つ目の
”安い羽毛ふとんは、洗浄工程が手抜きだから臭いやすい”説が有力そうですねー。
って言う事は、安い羽毛掛けふとんは注意が必要ですね。
羽毛掛けふとんは、ニオイを嗅いで買いましょう
そんなわけで、お手頃な羽毛掛けふとんはニオイを嗅いで買うべきかと…
よく、
「この羽毛ふとんは〇〇な洗浄をしてますから」的なことが書いてありますが…
日本人ってニオイに敏感なんです。
しかも嗅覚は個人差が激しいので、ニオイは嗅いでみないと分かりません。
寒い夜にはアゴの下まで、しっかり掛けふとんを掛けたいでしょ。
そこで気になるニオイがプーンと一晩中…地獄です(笑)
今から活躍する、羽毛掛けふとんを選ぶ際の参考になれば嬉しいです。
では、今日もこの辺で。