「○○で××の時によく眠れたんです。なんでよく眠れたんでしょうか?」このお客様、たくさん聞きたいことをお持ちだったようで、いろいろ質問されました。
「なんでも聞いてください、大体お答えできると思います」とお伝えしました。
後で考えると…こんな風に「良い眠りの原因」を考えることは大事なことだな、と。
逆に言えば、「質の悪い眠りの原因」もちゃんと考えて変えていかないと何も変わらないんですね。
お客様に気付かされました。ありがとうございます。
このページの目次
○○でお昼を食べた後、畳の上でゴロンと横になるとグッスリ
「○○でお昼を食べた後、畳の上で1時間くらい眠ると起きたときに”すごくよく寝た感じ”になるんです。」
「なんでそうなるんですか?畳の硬さがいいんですか?やっぱり硬いモノの上で寝るのがいいの?」との事。
結論から言いますと…
人間は”お昼過ぎの14時前後”に軽い眠気がきます。
「概日リズム」という体内時計があって…その「概日リズム」が引き起こす眠気です。
以前は昼食後、血糖値が上がることが原因だという説もありましたが、
現在ではお昼を食べなくても眠気がくる、という事がわかっています。
最近の研究では14時前後に昼寝をすると午後からの活動の効率が上がる、と考えられていますが
1時間の昼寝は”ちょっと長い”と言われています。
1時間の昼寝は睡眠が深くなりすぎ、起きる時ツライ・頭が混乱するほか
夜の睡眠に支障がでます。”昼間寝すぎて、夜眠れなくなった経験”あるでしょ?
以上のようなことを簡単にお話しました。
また、今思えばですが”畳のような硬いモノ”の上で寝ているおかげで1時間で目が覚めた
と思われます。
眠りすぎてはいけない”昼寝”ですから、硬すぎる敷き寝具で眠りを浅くする事は
かえって良かったかもしれません。(→硬すぎる敷き寝具が良く眠れないお話)
大事なのはよく眠れた時「なぜよく眠れた」のか考えておられた事
大切なのはこのお客様が「どうしてよく寝られたのか」
を考えられていたことです。
現在の眠りをよりよくしていく為には、
”よく眠れた時の状況”を考えることが近道です。
逆によく眠れなかった時も同じです。
”いつもと違う何か”がないか思い起こしてください。
どこを考えたら、何を思い出したらいいか…わからないという方、
”いつもと違う何か”のチェック項目を挙げてみます。
眠りの質を変える要素のチェック項目は…
よく眠れた日・あまり眠れなかった日、いつもと違った事があれば…
その項目を改善する事が快眠への近道になるかもしれません。
- いつもと比べて夜が寒かった・暑かった
- いつもと違う枕を使った
- いつもと違う敷き寝具(ベッド・敷き布団)を使った
- いつもと違う掛け布団を使った
- その日の朝、いつもよりゆっくり寝た・早起きした
- 昼間いつもより運動をした・運動をしなかった
- 昼間にストレスを感じる出来事があった・なかった
- いつもと違って昼寝をした・しなかった
- いつもと違った時間にカフェイン飲料を飲んだ・飲まなかった
- いつもと違う時間に入浴した
- お風呂につかった・シャワーだけで済ました
- 晩御飯の時間が早かった・遅かった
- いつもと違って眠る時間が早かった・遅かった
- スマホ、パソコンの作業を遅くまでやった・早く切り上げた
- いつもより寝室の電気が明るかった・暗かった
- いつもより寝室内の音がうるさかった・静かだった
- いつもより寝室内の空気が乾いていた・湿っていた
などなど…。
ぐっすり眠れた日・眠れなかった日に”あ、これはいつもと違った”という項目があれば
その項目があなたの眠りの質に影響を及ぼしている可能性があります。
その項目を改善してみましょう。
眠りにかかわる要素を一つづつ改善していく事
よく眠れない方、いまよりもっと質のいい睡眠をとりたい方は
先ほどの項目をチェックして、一つづつ改善していってください。
寝具の改善についてはお手伝いができるかと思います。
ご来店して相談してみてください。
当店は広島市中区十日市町の寝具専門店です