広島市内、暑い日が続きますね。お体を大事に。
今日はオーダー枕と腰痛とワイシャツと寝姿勢とワタシについて...
なにか部分的にオカシナフレーズが混じっていますが気にしないでください。
暑さのせいです。
さて、当店でオーダー枕を作られた方の感想(←別ウィンドウで開きます)で
「腰痛が楽になった」というものが時々あります。
「それはよかったですー」というコメントを書きながら、
”んん?ホントに?”という思いも実は持っていました。
なぜなら、枕は首肩・腰はマットが影響するという事はこの業界の常識だからです。
最近そういった感想を言って頂くことが続きまして
ちょっと深く考えてみる事にしました。
でも最初にお伝えしておきますが、
寝起きの腰痛は敷き布団・マットを見直すほうが早いです。
枕で変わる方は少数派です。
使う方に合った敷き布団・マットの提案もさせて頂いていますので
気になる方はご来店ください→木村寝具店へのアクセス
オーダー枕は睡眠時の首肩への負担を...
オーダー枕で調節できるのは
”仰向け時の顔の角度”と”横向き寝時の頭の高さ・位置”です。
ですから、睡眠時の”肩から上の寝姿勢”を調整することで
首や肩への睡眠時の負担をコントロールする事が出来ます。
ここまで、腰の話は一切ないでしょ。
腰痛にはつながらないと思いません?でもね…
枕が合わない人は寝姿勢が…
枕があっていない人は上を向いて眠れなかったりします。
という事は、横向き寝をしたりうつぶせ寝をしたり…。
うつぶせ寝は論外ですし、
そういう方は横向き寝時をしても枕の高さが合っていない事がほとんどです。
すると体に負担のかかる寝姿勢になったり、寝返りが増えたりします。
結果として睡眠が浅くなりますし、
ヘンな姿勢を続けていると痛むところも出てきます。
横向き寝で枕の高さが合わない人の寝姿勢
横向き寝で枕が合わない方は、大体枕が低いんです。
横向き寝時に枕が低いと、下になった方の肩を
内側か外側にかわす寝姿勢をとる事が多いです。
つまり、体にヒネリが加わるんです。
体操選手が床運動なんかでされる”伸身捻り”的な姿勢です。
もっと簡単に言うと、
このように体にねじれが入ると、
筋肉に引っ張られたままの部分やギュッと縮こまったままの部分がでます。
しかもねじれる部分は…そう腰です。
人体の構造上、ねじれる部分は腰しかありません。
ちなみに先ほど論外と言ってしまったうつぶせ寝ですが
うつぶせ寝だと必ず首にねじれが入ります。
(顔を90度程度曲げないと口と鼻が枕に埋もれて息ができませんから…)
ねじれる事で首の筋肉に伸びたっきりの部分と縮こまったきりの部分ができるため
首の痛みにつながります。だから論外なんです。
このように無理な寝姿勢が腰痛の原因になっているため
オーダー枕でうまく寝姿勢を整えられれば
腰痛が楽になった、というパターンが起きるわけです。
もちろんちゃんとオーダー枕を調整できる技量がなければ
なにも解決しません。
当店では、お客様の眠りの状況をお聞きしながら
一つ一つオーダー枕を作っています。気になる方はご来店ください。