先日、オーダー枕を作られた方が数日後、
「朝、上を向いて寝ていた!感動した」と言って下さいました。まくらを作った時お聞きした話だと、
「毎日うつぶせ寝をしている」という事でした。
うつぶせ寝はいろんなトコが痛くなる
このブログでも何回も触れていますが「うつぶせ寝」は現在推奨されていません。
特に首周りの筋肉が引っ張られすぎたり、縮こまりすぎたりするからです。
いろんなトコが痛くなりやすいんですね。(→うつぶせ寝する人の首肩が痛くなるお話し)
ですので「うつぶせ寝はオススメされていない」事と
「それって何らかの原因があって上向きでも横向きでも眠れないからでは」
というお話しをして…なにはともあれ計測です。
背中の各所を測定してみた
後頭部・背中・腰の各場所を計測してみると
気になる点が2つ。
後頭部と腰の凹凸です。
この方はこの二つの数値が特徴的で
(と、いっても当店のお客様にはよくおられるのですが)
これが原因で仰向き寝が困難で、かつ今お使いの枕がヘタっているせいで
横向き寝が難しいのではないかな、と考えました。
※現在の睡眠状況を聞かなくても計測だけすればオーダー枕は作れます。
その方が時間もかからずお客さまの回転もいいでしょう。
しかし、オーダー枕を作ろう、と思ったきっかけに睡眠のお悩みがある以上は
それを解決するために、しっかりお話を聞き問題点を推測する必要があると考えています。
腰のカーブは敷き寝具の仕事になるので取り合えず
オーダーメイド枕をこの方仕様に調整しました。枕はこれでOKです。
ここまで、20分くらいだったかな。
ちょっと急いで作りましたがご希望の方にはもっと早くできるかもしれません。いや、雑になっちゃうかな~。
こんなご時世ですから、早く作りたい方はリクエストしてみてください。
後日、「上を向いて朝を迎えた」と喜びの声が
で、後日(といっても数日後)
「朝起きたら、上を向いて寝ていた。感動した」と言って頂けました。
もうずっとうつぶせ寝ばかりだったらしいので、感動されたようです。
仰向き寝中心で寝た方が寝姿勢が安定するので(人間の体って平らでしょ)
疲れも取れやすいんですよね。よかったです。
この方、敷きマット・ベッドマットがヘタってたら
それが原因でやっぱりうつ伏せになっていたかもしれません。
これは腰の凸凹の話なので、その場合は敷き寝具を替えないと
ちゃんとした寝姿勢をとれないんですね。
という事で、今回は上を向いて眠ろう、涙がこ○れない○うに~
というお話しでした。え?違いました?
上を向いて眠れない方は、相談してみてください↓