「まくら紀行」とは…
市販されている枕を、まくらのプロの目から公平に・かつ冷静に(笑)
解説していくことを目的とした、読み物シリーズです。

アナタの枕探しの一助になれば、嬉しいです。
※商品の仕様が変更になっている事もあるので…あくまで参考までに。

第3回は、西川リビング・「ぐっすりMEN’Sまくら」です。

パッケージの表面には…

  • 睡眠でオトコを磨く
  • 取り外し可能なデオドラントシートが汗とニオイを吸収!!
  • 専用ピローケース付き

との事。
よーし、わたしも一つ磨いてもらいましょうか(笑)

ぐっすりMEN’Sまくら・外観



黒とグレーを基調とした”男らしいデザイン”。
また、高さも高めで…ズッシリした重さ。
これは後に出てくる、備長炭練り込みパイプの重さでしょう。

男性の激しい寝返りでもズレにくい、
を計算したなら”重さ”は機能です。



↑使う向きはこれ。
ピンクのクマさんも気持ちよさそう。

ぐっすりMEN’Sまくら・側生地は…



この”ぐっすりMEN’Sまくら”。
グレー部分は”ダイヤモンド3Dメッシュ”生地です。

ハニカムメッシュ的な立体スースー生地(笑)です。
で、黒っぽい部分は



こんな感じの立体メッシュ。
どちらも通気性に優れています。



サイドはこんな感じ。同じく立体メッシュ生地。

ぐっすりMEN’Sまくら・洗濯は…

洗濯表示を見ると、



洗えます。ネット使用の弱。
ん?「お洗濯の際はデオドラントシートを取り外してお洗濯…」

デオドラントシート?どれどれ。



↑コレですね。裏面のポケットに入っています。
パッケージの裏面にはデオドラントシートの特徴が書いてありまして…
「…気になる加齢臭や、汗のニオイをしっかり吸着・消臭!!」との事。

で同じくパッケージの裏面に”B型シリカゲル”の特徴がいろいろ書いてあるんですが、
どこに入っているのかの表記がありません(泣)

カタログで探すと…このデオドラントシート内に入っているとの事。
もしかして、書き忘れたんじゃ…(笑)

ぐっすりMEN’Sまくら・高さ調節システムは…

高さの調節はパイプで行います。出し入れ口は…



4つです。基本ですね。

この画像で言うと
左右が横向き寝用の部分、上が後頭部用の部分、
下が頸椎弧用の部分です。

で中身のパイプは



真っ黒な”備長炭練り込みパイプ”。
消臭や浄化に使用される備長炭を粉末にして練り込んであるそうです。

ここまでで思った事は…

このまくらは、

「男性の汗とアブラをどうにかして消臭しよう」と言う仕様(笑)ですね。

臭い・キタナイとか…あんまり言わないで(笑)私も40のオッサンです。

ちなみに、この備長炭練り込みパイプ、
表面に小さな凹凸があって、硬めです。
なので、表面の”ホッペが当たる部分”に薄いウレタンシートが入っています。
※取り出せない所に入っています。

”硬いパイプ”の肌触りを良くする工夫ですね。仕事が細かい!

仕事が細かいと言えば…高さ調節用のファスナー。



↑コレが…



↑ここまで引っ込むんです。
睡眠時に肌に硬いモノが触れないような心づかい。いいですねー。

ぐっすりMEN’Sまくら・総評

ぐっすりMEN’Sまくらの総評ですが…
先日のメルティア枕の対局に位置するシッカリした高めのまくらですね。

この枕が合いそうな方は、もちろん男性。
”そば枕”とか、昔風の”硬いパイプのまくら”が好きな方に合うと思います。
高さ調整も効きやすそうなので、使い勝手は良いと思います。

広島市の寝具・オーダー枕専門店木村寝具店へのアクセスバナー