前回の「非常時の睡眠・場所編」参考になりましたか?
眠る場所が決まったら、そこでどうやって快適に眠るか、です。
快眠のキーになるのは…ズバリ「保温」ですね。
アナタと大事な方が危機を乗り切るために。キャンプで快適に眠るために。
非常時の睡眠・明け方は冷えます
夏場の睡眠だと涼しくする方法を考えないといけませんが、
それ以外の季節なら、「夜間の冷え」を考慮しないといけません。
天気予報で出る”最低気温”は、
その日の「午前2時か3時」頃の気温であることがほとんどです。
その一番冷える時間帯をどうやって乗り切るか、です。
寒い→目が覚める→疲れが取れない→判断力・体力が落ちる
と言う事になります。気を付けて下さい。
非常時の睡眠・底冷え
”敷き布団の代わり”を何か敷くと冷えにくいです。
アウトドア用だと、いわゆる”銀マット”
↑こんなのです。これはペラペラのタイプ(2~3mm位かな~)です
私がキャンプに行くときはこれでした。畳みやすいので携帯性重視です。
1枚あるだけで全然違います。
でも、寝心地と保温性がいいのは厚手のモノです
断然暖かいです。寝心地もイイ。
↑こんなのもあります。(木村寝具店では2017年4月17日現在、在庫が2本あります)
膨らませてバルブを閉めると、しっかりしたボリュームがあり
畳むときは、バルブを開けてしっかり空気を抜きながら丸めると超コンパクトになります。
これらを用意しておくと、眠りが違います。
お風呂の洗い場用のウレタンシート(昔よくあった穴がところどころあいているヤツ)
がいいです。カーペットとかを重ねてもOK。
何もなければ…
最悪、ワラとか乾燥した草を集めて敷きましょう。
クッション性と断熱用の空気層を保てます。
あと、ダンボールも有効です。
非常時の睡眠・掛け物
これは難しいです。
災害用に毛布とか寝袋(シュラフ)などを用意しておくしかありません。
避難所に入れた場合、配布の毛布があると思われます。
そういった配布の毛布が無かった場合は、
服の重ね着をするか、アレを使いましょう。毎日届けられるアレです。
非常時の睡眠・寒い場合
「新聞紙」があります。コレ重要なアイテムなんです。
必ず3日分くらいは持っていきます。
火を起こす時に最初の着火剤として重宝する他、
たき火でススが付いた鍋をコレで包んで運んだり…
いろんな使い方ができますが、その中でも
緊急時の保温に使う、と言うものがあります。
使い方は…
身体に新聞紙を巻きつけるだけ(笑)
肌着の上、上着の下あたりに使ってください。
すっごく暖かいです。
緊急時の持ち出し物の中に
3~4日分の新聞紙を入れておいてください。
必ず役に立ちます。嵩も大したことないですよ。
あと、災害時の備えには毛布もいいのですが、
羽毛の肌布団・合い掛け布団もおススメです。理由は…
- ギュッとすると凄くコンパクトに
- 軽い。持ち運びがらく。
- 保温力が高い
です。ご参考までに。
非常時の睡眠・場所編も読んでみて下さい。
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