夏と言えば、冷やし中華・盆踊り・花火・ふとんの仕立て替え…え、違います?今回は工場が混んでいて、ちょっと遅くなりましたが、
お客さまからご依頼いただいていた、
綿わたのふとんの仕立て替えが上がってきました。
正直、
綿わたの掛け布団よりは羽毛の掛け布団の方が軽くてラクですし…
綿わたの敷き布団よりは、最近の羊毛混のしきふとんの方が手入れがラク。
さらに、体圧分散系のウレタン敷きだと寝心地・耐久性も優れています…
でも、
結婚の時に持ってきて、いちども使っていないの…という、”ン十年前のふとん”とか
やっぱり、この重さが好きなんよね…という声とか。
綿のわたじゃないとダメなんよ、と言われる方もおられますので…
ウチは、綿わたのふとんの仕立て替えを取り扱っています。
わた布団の打ち直し・中わたを見ます
お預かりした時に必ず中のわたを見させて頂いています。
というのも、綿わたのふとんと思ってらっしゃっても
中綿がポリエステルだったり(不自然に白いわた)
※ポリエステルは打ち直しできません。
何回も打ち直しをして、パサパサ・真っ黒のわたになっている事があるからです。
※黒くて痛んだわただと、打綿機に掛けた後、わた落ちが多いので買い替えを勧めます。
※打ち直し出来ないことはありません。
わた布団の打ち直し・生地を選んでいただきます
で、生地を選んでいただきます。
その時、ウチのお店で持っている生地の中から選んでいただくようにしています。
基本的には、敷き布団への打ち直しをおススメしています。
理由は、
打ち直したわたは、嵩が出にくいため足しわたをして重くなるからです。
わた布団の一生
ですから、わたのおふとんの一生は
掛け布団
↓
敷き布団
↓
座布団
となります。
敷き布団から座布団の間は2~3回の打ち直しをしても大丈夫です。
わた布団の打ち直し・サイズを選んでいただきます
サイズの選択です。
昔の敷き布団は、長さが200cmです。
それに対して、最近の敷き布団(羊毛混)は210cmのロングサイズになっています。
- 今までのカバーが使えるかどうか
(200cm丈のカバーに210cm丈のふとんは入りません) - 新たに使う方の身長が高いかどうか
(身長が高い、お子さん・お孫さん用ならロングがいいかも)
を考慮して選んでください。
横幅は、
- シングルサイズ:100cm
- セミダブルサイズ:120cm
- ダブルサイズ:140cm
です。
こちらも、お勧めはシングルサイズ。
理由は…綿わたの敷きふとんは重たいから(シングルで大体5~6kg)
奥さんは、これを干さないといけないんですよ。
ダブルサイズとか…腰を痛めちゃいますよ。
綿わた打ち直し、こんな感じです。
気になる方は…
お問い合わせ:082-293-2847