気温の変化が大きい季節の変わり目。
昨日は暑かったけど今日は寒い、
という時どうやって寝ますか?
近年の傾向として、
夏っぽい気候の後に、秋が来なくてすぐ冬になるという
感じありませんか?
暑い日とすごく涼しい日が交互に来ると
毎日掛け布団を変えなくてはいけません。そんなの大変です。
このページの目次
温度変化には掛け布団で対応する
そもそものお布団の役割って
- 敷き布団(ベッドマット)…睡眠時の姿勢の制御
- 掛け布団…保温。温度調整
です。寒い暑いは掛け布団で調整する。
今回はこの掛け布団の使い方のご提案です。
先に言っときますが、
デュエットタイプのお布団は買わなくても大丈夫
気温が安定しないこの時期の眠り方
先ほども言った通り
気温が安定しないこの季節、気持ちよく眠るには
第一に「温度調整」!!
上がったり下がったりする「気温に合わせた掛け布団」で眠ることです。
- 羽毛の肌掛け布団(充填羽毛0.3㎏前後)
- 羽毛の合い掛け布団(充填羽毛0.6㎏前後)
- 羽毛の掛け布団(充填羽毛1.3㎏前後)
の3種類の掛け布団を用意して、
気温の変化に合わせてその日に掛ける布団をチョイス、
なんて大変なのでおススメしません。
おススメは、羽毛の肌掛け布団(充填羽毛0.3㎏前後)を2枚用意しておく、です。
その日と次の日の気温を比較して寒かったら重ねる、暑かったら一枚で眠ります。
「掛け布団のレイヤースタイル」ですね。
肌掛け布団程度の厚みだと細かく調節できるので便利です。
掛け布団”レイヤースタイル”のススメ
今日もお客様とお話したのですが、
当店のある”同じ広島市内”でも”場所”や”家の種類”によって相当な気温差があります。
天気予報で「広島市内の今日の最低気温が15℃」と言われても
冬の羽毛布団が必要な住まいの方と、羽毛の肌掛け布団で過ごせるお住まいの方がいます。
→広島市内の地域別気温傾向が記事の最後にあります
なので基本は、前日との気温比較で判断して何枚掛けるか決めてください。
また、より寒くなってきたら
”片方の肌掛け布団を合い掛け布団に変える”と保温力が上がります。
- 暑い日は「肌掛け布団1枚」で
- 寒い日は「肌掛け」+「合い掛け」で
- それ以外の日は「合い掛け1枚」で
眠ると便利です。
掛け布団のレイヤースタイル、「デュエットタイプ」「2枚合わせ」の羽毛布団は必要ない
「えー、じゃあいわゆる”デュエットタイプ”や”2枚合わせ”の羽毛布団を使えばいいじゃん」という方。
別にそれでなくても大丈夫です。
最近の掛け布団カバーには、大体8か所(安いカバーだと4か所)に
布団を結びつけるヒモかホックが付いています。
で、掛け布団にはそれに対応する場所にチチ(輪っか状の留め)が付いていて
カバーと布団”ヒモ”もしくは”ホック”で合体するような構造になっています。
という事は、お好みの肌布団や合い掛け布団を一緒の布団カバーに入れ
カバーの”ヒモ”もしくは”ホック”で止めてしまえば同じことです。
ムリに2枚合わせ・デュエットタイプの布団を買う必要はありません。
掛け布団のレイヤースタイル、弱点もあります
掛け布団のレイヤースタイルには弱点もあります。
それはズバリ、重さ。
一枚の布団をかけるのと比べてレイヤースタイルは生地の枚数が多いんです。
”たかが布一枚”と思われるかもしれませんが、掛け布団は”面積が広い”ので
その重さは実感できるレベルです。
掛け布団はできるだけ軽いほうが呼吸・寝返りが楽にできます。
レイヤースタイルは生地の重さが弱点となります。
ですから、気温が安定してきたら掛け布団は一枚にしましょう。
年齢が上がると温度調節が苦手に
人間は年齢を重ねると、睡眠時の温度調節機能が下がってしまいます。
つまり、”暑がりさん”の”寒がりさん”になっていくという事です。
私も実感しています。
少々手間がかかるとは思いますが、睡眠時の温度調節をこまめにしていくことが
この季節は「快眠への近道」になると思います。
気温の変化で風邪をひかないように、お気をつけてくださいね。
グースダウンの羽毛の肌掛け布団は保温力もありレイヤースタイルにおススメです。
興味のある方は見に来てください。
当店は広島市中区十日市町の寝具専門店です
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