今朝の広島市内は寒かったですねー。

最低気温予想は3℃。冬将軍サマが来日されたようです。寒い日って、朝いろんな部位が痛くなりませんか?
寝起きの痛みは寝姿勢が原因になっていることが多い、
という事をここで何回か書いています。

なので、いつも読んでらっしゃる方には
「気温とか関係ないのでは?」と思われるかもしれませんが…
これがありそうなんです。

寒い日は寝姿勢がちぢこまりやすい



↑上の画像は霜柱。寒い夜に伸びてくるヤツですが
普通、寒い夜は睡眠中の姿勢がちぢこまりやすいです。

一般的には、横向き寝で丸まって眠る方が多いかと…。
体温を逃がさないように体の表面積を減らすような形になっていくんですね。

という事は、冬季は「横向き寝しやすい環境」で寝た方が体の負担が少ないかな、と。
逆に言えば、「あおむけ寝でしか寝ない」と自身で感じてらっしゃる方は、暖かくして寝るべきです。

ただし、「あおむけ寝でしか寝られない」という方は長く続けていると
別の問題も出てくると思います。腰や背中が痛み始めたら、
ちょっと敷き寝具を変えることを考えてください。

ちぢこまった寝姿勢をしていると起きやすい症状



横向き寝で丸くなる、という「ちぢこまった寝姿勢」
をとっていると起きやすい症状がいくつかありまして…

  1. 朝どちらかの腕がしびれている
  2. どちらか、もしくは両方の首が痛くなる
  3. ずっと丸まっているせいで腰も重い感じに

当店にオーダー枕を作りに来られているお客様にお聞きすると
こういったことが起きているようです。

1.と2.に関しては、「枕の高さ」「敷きの寝具」でアレやコレやできるのですが、
3.に関しては掛け布団や毛布などの保温寝具で暖かくするしかありません。

気温が低いと血行も悪くなりますし…



気温が低いと血行が悪くなります。また体のあちこちの痛みが出やすくなります。
筋肉は冷えると硬くなりやすく、硬くなった筋肉がナンヤカンヤして痛みを引き起こすようです。

冬場快適に眠るため、というより起床してから”痛くならない”ためには

  1. 自分に合った枕や、敷き寝具を使い「横向き寝で寝る姿勢」を整える
  2. しっかり保温してくれる掛け寝具を使う。ちゃんとした羽毛布団とか暖かい毛布とか…
  3. 室温を整える。ただし、暖房は乾燥しやすいので湿度にも注意

などが大事です。
具体的には…

1.は当店ではオーダー枕で対応しています(3種類あります)。プラス横向き寝がラクな敷き布団も…
オーダー枕は「仰向き寝」と「横向き寝」両方に対応した枕が作れます。

2.はしっかりした羽毛布団(おすすめはハンガリー直輸入のアレです)をまず使う事です。
それで保温力が足りなければ補助で毛布を使います。

3.の方法は、自分も試してみました
暖房だけだと、いろいろカサカサになってしまうので加湿したのですが
加湿すると湿度が必要以上に高くなりました(湿度70%を計測。50%前後が最適)
密閉性の高いお家だと、こもった湿気が結露することも多く起きます。注意してください。

冬の朝、体のあちこちが痛む方一度相談に来てみてください。

当店は、広島市中区十日市町の寝具専門店です