もう3月です。春の足音が…今年は寒い2月でしたね。最低気温が氷点下の日々でした。
ここ数日は、最低気温が氷点下を下回る事がなくなり…
明日の最低気温は8℃。すごく眠りやすい季節に入りました。
春眠暁を覚えず…
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良質な睡眠を作るための要素
ある寝具メーカーさんにて見つけたPOPがコレです。
- 触覚(枕・布団)26%
- 聴覚(音・騒音なども)20%
- 視覚(間接照明とか明るさ)18%
- 温度・湿度(暑さ・寒さ・湿気)8%
- 身体と心の状態(適度な疲れ・眠気)7%
との事です。ふーん。
根拠(エビデンス)が不明なのですが
寝具・眠りの研究職の方が在籍している会社さんなので
ムチャクチャは言わないです。裏付けがある数値のはず。
良質な睡眠の環境・聴覚と視覚の占める割合が意外に高い
私は寝具の専門店で「睡眠・寝具についてのお悩み」を日々聞いています。
お客さまの睡眠状況をお聞きして…ココを直した方がいいのではないですか?
というお話も良くしています。
と、言う立場から
今回出会った「良質な睡眠の環境のための要素」を見て
「アレ?」と思ったのは
- 聴覚・視覚の占める割合が意外に高い。
- 温度・湿度が触覚の次くらいだと思っていた。
- やはり、心と身体の状態も関係している。(ストレスとかも)
と言う事です。
そもそも、寝室の明るさや音の相談には来られないから…
良く考えると…
ウチは寝具専門店なので、そもそも寝室の明るさや騒音の相談には来られません。
(まあ、実際のところは”寝室のカーテン”で多少対応できそうですが。)
そのため、聴覚視覚の占める要素が低いと考えたのでしょう。
しかし、温度という要素は…良質な睡眠に大きく影響すると思うんです。
暑くて寝苦しい、寒くて眠れない、という経験ありませんか?
日本には四季があって…温度変化は年間を通して大きいですから。
広島市の最低気温(つまり明け方一番寒くなる気温)の年間温度変化は
氷点下から30℃まで。四季を通じた温度変化、大きいでしょ。
睡眠時のシーズン的な温度変化には対応力があるのでは
でも、温度要素は4位で全体に占める割合は8%。
と、言う事は人間って季節的な温度変化にはかなり対応力があるんでしょうね。
暑い季節には暑さに強い体質になり、寒い季節には寒さに強い体質になる、という事も言われていますから
今のような季節の変わり目は、体質が変化する時期ですね。
春眠暁を覚えず、も温度変化に体が対応する生理現象の一つかもしれませんね。