先日「敷き布団かマットを探しているんです」というお客様が来店されました。

もう何軒もふとん屋さんを回ってきたそうです。一日かけて廻られたのでしょう。当店にご来店されたのは夕方でした。
「どこに行っても敷きマットに対して納得のいく説明がない、
もしくは一方的に一つの商品を勧められるだけ、または商品知識がなかった」
状態だったそうです。

説明がちゃんと聞けないと…納得できない


”えっ、そんな感じなんですか?”と逆に驚いたのですが
一通りお聞きして、さあ睡眠時の姿勢のあたりからお話しようかなという時
ふと思ったんです「あ、一方的にお話することにならないかな?」と。
で「えーっと」「うーんと」とモゴモゴしていると…

お客様「いいよ、一方的にしゃべって。(笑)ちゃんと聞くから。」
という優しいお言葉。

「ありがとうございます。では…」と。

  1. 睡眠時の寝姿勢のお話しをして…
  2. その寝姿勢の時に敷きマットに要求される事とかをお話しして…
  3. 現状の睡眠状況を教えてもらいまして…
  4. オーダー枕を作るときに使う測定器で背中のポイントをいくつか測定。
  5. ああ、こういう骨格だったらあまり硬い敷きマットはダメかも…

じゃ…コレでは、と。実際に寝てもらいました。

実際に寝てみないとわからない



やはり、実際に使う本人さんが寝てみた方がいいです。
「敷き布団は硬めが好き」と言われていても、その方の思う”硬め”が
どのくらい硬いか、は体感して教えてもらわないとわかりません。

また、硬めの敷き寝具が好きな方でも、
実際に体に合うものは硬めでなかったりします。
その際なぜそうなのかは、理論立てて説明させていただいています。

話しがそれました。

このお客様も、これまでは硬めの敷きマットで寝てらっしゃったのですが、
いろいろな点から硬すぎるマットは合わないのでは、と考えました。

そこで私の提案した、その方に合うだろう敷きマットに寝て頂いたところ…
「ああ、これは楽だねー」と。

その方がよくされる寝姿勢にも対応できるタイプの敷きマットなので、
実際お使いになっても気持ちのいい朝を迎えられるはずです。

敷き布団・マット選びは「腰」と「硬さ」で選ぶ



敷き布団・敷きマットを買い替えようかな、
と考える時ってどんな時でしょうか?

現状の敷き寝具を使っていて、
「寝心地が悪かったり」「腰が痛くなった時」が多いのではないでしょうか。

ではなぜ腰が痛くなるかというと、あなたの腰回りの形状に対して
使っているマット・敷き布団の硬さと形状があっていないからなんです。

それによって、寝姿勢が影響を受けることもありますし。
首肩にダメージが出ることもあります。
これ、来店されたお客様のお話をいろいろお聞きした経験から語っています。

CMで見たから、有名人がイイと言っているから、口コミがイイから、はダメ



以上の理由で、敷き布団・敷きマットを選ぶとき…

  • CMでよく見るから
  • タレントさんがイイって言っているから
  • 口コミ・レビューがイイから

という理由で決めてしまうのは失敗のもとです。
アナタの骨格と、他の方の骨格は違うんです。

口コミを書いている方は、体重が100kgある人かもしれません。
タレントさんやスポーツ選手だって…大人の事情があるかもしれません。

失敗したくなかったら、自分の目と体で確かめて選んでください。
当店でしたら、商品の特徴や睡眠時の姿勢の説明をしっかりすることができます。
良かったらご来店ください。

当店は広島市中区十日市町でオーダー枕を作っています