この夏より「思い出の羽毛布団」から「羽毛まくら」を作れるようになりました。ご来店されたお客様にお話を聞いていると、
そもそも羽毛布団のリフォームって
- 今の羽毛布団がモッタイナイ
- お父さん・お母さんが買ってくれた羽毛布団。捨てられない
- ずーっと暖かかったし買い替えて失敗したくない
という気持ちの方が検討されることが多いです。
1.と2.の方には、この「羽毛まくらにリフォーム」を選択肢の一つとして
おススメします。
羽毛布団から羽根まくらへのリフォーム価格表
まずは値段表から。といってもシンプルなんですが…
基本足し羽毛 | サイズ(リフレッシュ前→後) | 洗浄後の羽毛を2等分(最大500g) |
---|---|---|
無し |
シングル1枚→まくら2個 |
20,000円+税 |
無し | ダブル1枚→まくら2個 (43×63cm) |
20,000円+税 |
シングルサイズの羽毛布団でも、ダブルサイズの羽毛布団でも
今のところ同じ値段です。思い出の羽毛布団から羽毛まくらが2個できます。
羽毛布団から羽毛まくらへのリフォームの工程は
工程としては、途中までは羽毛布団から羽毛布団へのリフォームと同じです。
当店では、他のお客様の羽毛と混じらないよう1枚1枚洗浄します。
最終工程で、”羽毛まくらの側生地”に洗浄後の羽毛を充填します。
出される羽毛布団はシングルでもダブルでも同じで、
仕上がる羽毛まくらは2個。洗浄後の羽毛を最大500gまで充填します。
洗浄後の羽毛が1kgを下回った場合、
その羽毛を2等分してまくらの側生地に詰めます。
よっぽど元の羽毛布団がダメージを受けていない限り、
しっかりした羽毛まくらを作ることができます。
(某寝具メーカーさんの”羽根まくら”はダウン50%で350g充填。
これから比べると充填羽毛の質・量ともに上回る事がほとんどだからです)
通常、”羽毛布団に使われる羽毛”は”羽毛まくらに使われる羽毛”より質が良いため
ちょっと贅沢な羽毛まくらに仕上がる事が多いかと思います。
そもそも市場で流通している枕は”羽根まくら”(ダウン50%以下)がほとんどですし。
(もちろん元の羽毛布団の羽毛の質によりけりです)
羽毛布団から羽毛まくらへのリフォーム、どうしておススメ?
羽毛布団のリフォームを長年手掛けてきて
いろんなケースを見てきました。
その中で印象に残っているのが
お客様の「布団に対する思い入れ」です。
過去には
「なくなったお母さんが結婚の時にもたせてくれた羽毛布団のリフォーム」
をご依頼されたお客様がおられました。
仕上がってお渡しすると
「亡くなったお母さんがまだ生きているみたい…」と。
思い入れのある羽毛布団を、
羽毛まくらにして残してはいかがでしょうか?
↓羽毛布団から羽毛布団リフォームも、もちろんできますよ。