当店にも「横向き寝」している方が多く来られます。
そんな横向き寝派の方に多く見られる特徴9点を紹介します。

最初に断っておきますが、現在当店の睡眠姿勢に対する考え方は
「仰向き寝推進派」です。

ご来店されるお客様がどんな寝具を使っているかなどの睡眠状況をヒアリングし、
お勧めした寝具をお買い上げ頂いた後、アンケートを取り検証した結果
”横向き寝するといろいろな問題が起きやすいようだ”と考えています。

1.横向き寝が多い方は「朝、片方の肩・首が痛む」


オーダー枕を作りにご来店された場合、
「なにかしんどい事ありますか?」と必ず聞きます。

その時多くの「横向き寝派」の方は

  • 「寝起きに首の片側が痛い・こってる」
  • 「朝、いつも同じ方の肩が痛む」

と言われます。

というか上記のお悩みを訴える方に
「横向き寝で寝ている事が多いのではないですか?」と聞くのですが
多くの方が「そうそう!」と。

横向き寝で眠ると”下になっている方の肩”に負担がかかるため
不自然な姿勢となり片方の首や肩が痛くなるんです。

そもそも「仰向き寝」で寝ていたら体の痛みの左右差
が出るなんてことはあり得ません。そうでしょ?

2.横向き寝が多い方は「巻き肩の方が多い」


当店でオーダー枕を作成する時、
背中の凸凹をいくつか計測します。

その中で両肩の巻き(基準点からどれだけ前に出ているか)
を計測するのですが、「横向き寝派」の方は大体「巻き肩」です。

ご自分でも巻き肩の自覚がある方がほとんどですが
横向き寝が多くありませんか?という質問をすると
「あっ、そういえば…」という感じで気づかれます。

横向き寝が多い方は下になっている方の肩を
内側に折って寝ている事が多いため、巻き肩になりやすいんです。

右肩を下にして横向き寝する癖がついている方は右肩が、
左肩を下にして横向き寝する癖の方は左肩が、より巻き肩になります。

3.横向き寝が多い方は「四十肩・五十肩を経験している」



これはたまたまかもしれませんが「横向き寝派」の方の多くは
四十肩・五十肩を経験しています。

皆さん横向き寝の時いつも下にしている方の肩から痛くなって、
そのうちに反対の肩に痛みが移ることがほとんどです。

経験上、横向き寝と四十肩・五十肩との関連はかなり高いと考えていますが
あくまで予測なのでここでは言及しません。

気になる方は来店して聞いてください。

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4.横向き寝が多い方は「体の左右のゆがみがでている事も」


横向き寝は下になっている方の肩により多くの負担がかかります。
寝ている時の姿勢に左右差がでるので体の左右でゆがみが出やすいです。

毎日寝ている時間が6~8時間という方が多いと思います。
その間とっている姿勢は体に癖づいてしまい、ゆがみとして現れます。

これまで述べてきた事もそういう事です。
私はお客様の昼間の姿勢から睡眠時の姿勢を予想できたりします。

寝ている間、6~8時間の姿勢を正しくすることは
昼間の数十分のストレッチより体のゆがみに対して効果があるはずです。

当店では来店していただくと、体のゆがみを写真2枚で可視化できます。
AIによる未来姿勢予測とかおすすめストレッチ・おすすめ敷きマットなどもでます。
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5.横向き寝が多い方は「朝、腕がしびれる・だるい」

横向き寝派の方は朝腕がしびれたりだるくなっています。
広島弁で”腕がにがる”という表現が最適です。他県の方すみません。

これは下になっている方の肩が圧迫されて
血行不良を起こすためです。

これまでの「片方の首・肩の痛み」や「四十肩・五十肩」
「体のゆがみ」に加えてこのような「腕の不調」とか辛いですよね。

我慢しないで仰向き寝しましょう。おススメの敷き寝具がありますよ。

6.横向き寝が多い方は「高い枕を好む」

横向き寝時は”顔の端から肩口までの長さ”に近い高さを
枕と敷き寝具で作らないと下の肩がつぶれます。



上の図のAの長さです。
特に男性はAの長さが結構高くなります。

ですので、横向き寝派の方は高めの枕を好みます。
しかし、こういった高い枕では仰向き寝は困難です。

そのため

  1. 横向き寝が多いため高い枕を使う
  2. 高い枕を使っているため仰向き寝で寝にくくなる
  3. より横向き寝が多くなる

というよくないループにはまってしまいます。

7.横向き寝が多い方は「ベッドマットや敷き布団が硬い」

横向き寝が増える原因として
”何らかの理由で仰向き寝をしにくくなっている”
という事が多くあります。

特に女性で最も多いのが
「ベッドや敷き布団・マットが硬すぎる」という事です。

女性は背中のカーブが大きいことが多いため
硬いマットだと背中のカーブが埋まらないんです。
(※もちろん個人差があります。みんな違ってみんないいbyみすゞ)

背中のカーブが埋まりきらない硬いマットは
仰向き寝が苦痛になるので自然と横向き寝になります。

体に合った硬さのマットを選ぶか、
背中のカーブを埋めてくれる何かを足しましょう。

8.横向き寝が多い方は「ベッドマットや敷き布団がヘタっている」

ベッドマットや敷き布団・マットの長年の使用でヘタってしまった場合
仰向き寝で寝ると体がくの字になり腰が痛くなります。

結果的に横向き寝の時間が増えてしまうんです。

布団は我慢して使えばずっと使えます。
しかし、体に合わない寝具・寿命を超えた寝具を無理して使い続けると
このように知らない間に不調の原因になる事も多いです。

一度ご自分のベッドマットや敷き布団・マットの
腰の部分を触ってみて下さい。凹んでいたら買い替えのサインです。

9.横向き寝が多い方は「上を向いて寝たいのに寝られない」

横向き寝派の方の多くは「本当は上を向いて寝たいの」
と言われます。

仰向き寝中心で眠ると寝姿勢は安定するので
横向き寝中心よりも、ゆっくりぐっすり眠れます。

また上記のような体にかかる負担も減るため
寝起きが変わります。

横向き寝が多い方、仰向き寝で寝たい方
一度お店に来てみて下さい。

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