今年最強寒波が到来し広島市内の最低気温も氷点下に。
暖かく眠れていますか?夜の気温が下がると掛け布団が寒く感じることも
そんな時はどうすればいいでしょうか。
このページの目次
【掛け布団が寒い】まずは現状確認
主な掛け布団の種類としては
”詰め物”の違いで
- ポリエステル掛け布団
- 綿わた掛け布団
- 羊毛混掛け布団
- 羽毛掛け布団
があります。
※これら以外の掛け布団には真綿布団があります。
しかし”真綿布団”は薄いので単体で冬に使われる方は
少ないかと思います。
一般的には1→4の順番で暖かくなります。
ただし2と3はあまり差がないかもしれません。
やはり羽毛が一番暖かいんです。軽いし。
(→素材と厚さ別掛け布団の暖かさ比較)
掛け布団の種類の確認方法は
「品質表示」を見る事。
こういうものが必ずついています。
(時々ハサミで切って使っている方もおられます)
この「詰めもの」の欄を見てもらうとお持ちの布団が
どういう種類の掛けふとんか分かります。
あと、「綿わたの掛け布団」は個人の工場で作っている事が多いため
品質表示が付いていない事がほとんどです。
見た目が昔ながらのザ・お布団という感じで
重たかったら「綿わたの掛け布団」と思って下さい。
【掛け布団が寒い】もうひとランク上の掛け布団を探す
今使っている掛け布団の種類が分かったら
もうひとランク上の掛け布団に変えましょう。
さっきの掛け布団の種類の順番
を見てもらって…
- ポリエステル掛け布団
- 綿わた掛け布団
- 羊毛混掛け布団
- 羽毛掛け布団
ポリエステルの掛け布団を使っている方は綿わたに
綿わたや羊毛の掛け布団を使っている方は羽毛に…
押し入れを開けて使える布団を探してみましょう。
問題は4.羽毛掛け布団を使っていて寒い、という方です。
【掛け布団が寒い】羽毛布団を使っていても寒い
羽毛布団を使っているのに寒い、
という方はもう一度確認です。
品質表示を見て下さい。
下の方に”詰めもの重量”という欄があります
冬用の羽毛布団の場合、
シングルサイズで1.2㎏前後入っているのが普通です。
ここが
- 「0.7㎏」だと羽毛合い掛け布団(春秋用)
- 「0.3㎏」だと羽毛肌掛け布団(夏用)
です。冬に使うと厚みが足りず寒いです。
いや、そこは間違えないんじゃない?というアナタ。
昔婚礼の羽毛布団セットを買われた方がセットに入っている羽毛肌布団で
ひと冬過ごし、「あの布団、寒かった」と言われた事があったんです。
羽毛肌布団の品質が高かったため冬でもなんとか過ごせたようですが
そういう事もあったので念のため。
で、合い掛け布団や肌布団を使っていた場合は
冬用の”詰めもの重量1.2㎏の羽毛布団”を押し入れから見つけてきましょう。
詰めもの重量1.2㎏の冬用羽毛布団を使っているのに寒い、
という方は次に続きます
【掛け布団が寒い】冬用の羽毛布団でも寒い
しっかり1.2㎏充填されている羽毛布団でも寒かったら…
もう一度品質表示を見て下さい
品質表示の中ほど、「詰めもの」という欄があります。
こちらは中に詰めている羽毛の品質を表記した部分です。
”ダウン93%
フェザー7%”
と表記されていますね。
このダウンの比率が高ければ高いほど
暖かい羽毛布団になります。
今使っている羽毛布団よりも
ダウン比率が高い羽毛布団を押し入れから探して使いましょう
もう一つ最下部に
”ポーランドダウン”
と表記があります。
これはポーランド産のダックダウンを充填しているという事です。
より品質の高い”グースダウン”を使っている場合は”グースダウン”
と表記しますが”ダックダウン”の場合は書かない事が多いです。
※西川等のメーカーさんは品質表示に産地と
ダックorグースを記載していないようです。
ダックダウンの羽毛布団を使っている方は
押し入れからグースダウンの羽毛布団を探してみて下さい。
【掛け布団が寒い】今使っている布団より暖かい布団がなかった
押し入れを見てみても今より暖かい布団がなかったら
毛布や肌布団を何枚か足して重ねて使いましょう。
この方法を最後に書いたのは理由があって
掛け布団を何枚も重ねて使うと重たくなるんですね。
生地の重さって相当重いんですよ。
また寝返りごとにズレてしまうため、
夜中掛け布団がズレ落ちてしまうと
体が冷えて風邪をひきやすくなります。
掛け布団に求められる機能は
- 軽い
- 暖かい
- 通気or吸湿性がある
という事です。
重たい掛け布団は体をギュッと押さえてしまうため
呼吸の邪魔になりますし、スムーズな寝返りにも支障があります。
(→掛け布団が軽すぎると寒い?重たい掛け布団は辛い理由を書いています)
綿わたの掛け布団を長年使っていた”重たい布団好き”の方が
半信半疑で羽毛布団に買い替えてよく言われるのが
「早く羽毛に替えとけばよかった。軽くて暖かいわー」という事です。
もう綿わたには戻れません。
あるもので工夫されるのもいいのですが、お布団は毎晩使います。
掛け布団が寒いな、と思われたら良質な羽毛布団に
早めに買い替えると毎日眠るのが楽しみになりますよ。
よかったらご来店下さい。ご来店いただくとより深いお話ができます。
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